■絵本大好きな私の、とっておきを紹介するコーナーです。

   
             
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2003/06/12更新
       
金の星社
おおかみのでんわ
       

わたしの家ではいうことをきかないと「ジャッカルにでんわするぞー」と おどかされました。電話番号は「58888」。わたしの父親が考えたらしいです。
「夜中にくちぶえをふくとヘビが出るよ」とか、ラーメン屋のチャルメラが聞こえると、「サーカスにつれていかれるよ」とか。
4年生になって友達にきいて初めて、あの音がラーメンの音だと知りました。
わたしも母親になり、おんなじことを息子に言っています。

みなさん家ではおおかみにでんわするぞーとおどかしていませんか。
こどもにとって、こわいイメージのおおかみですが、ナントおおかみの方でも人間をこわがっていたのです。
どうしたらこんなおもしろいお話を思いつくのか、「せなけいこ」っていう人はスゴイ人だなー。

       
       
       
福音館書店
おっきょちゃんとかっぱ

夏によむ、夢があって、ちょっぴり涙のでるようなステキなえほん。かっぱのガータロに誘われて、かっぱの世界へいったおっきょちゃん。
にぎやかなお祭り、なにもかもがゆらめいてきれいです。
まつりのおもちはとっても不思議なちからを持っています。

 ひとくちたべたら、おとうさんのことをわすれ、
 ふたくちたべたら、おかあさんのことをわすれ、
 みくちたべたら、みずのそとのことを
 ぜんぶぜんぶわすれてしまった

それからおっきょちゃんは、ガータロのうちの子になりました。
ある日、おかあさんの作ってくれたおにんぎょうを見つけ、おっきょちゃんは何かを思い出しますが、、、無事にうちへ帰ることができるでしょうか。

わたしの息子がもし、かっぱの世界にいくことがあったら、
どうかおもちを食べないでって思います。もし食べてしまったら、
ちゃんとわたしたち両親のことを思い出してくれるのか、
考えるとかなしくなって涙がでます。

みずの事故で亡くなったこども達は、もしかしたら、みんなかっぱのうちのこどもになって幸せにくらしているんじゃないだろうか。
そう思うと少し気持ちがほっとします。
わたしの一番だいすきなえほんです。

スキスキポイント「さかなのみずふうせん」「たからをこめてかえさんしょ」

   
すずき出版
 
ぎゅうぎゅうかぞく
       

ねじめ正一ならではのリズムある楽しいえほん。
わたしの小さいころはすでに、ぎゅうぎゅうかぞくの家はあまりありませんでした。
今ならもっとめずらしいですね!

   
福音館書店
 
サラダとまほうのおみせ
       

おおきなやなぎの木の下の、ちいさな、やなぎむらのおはなしです。
バッタやかたつむり、アリ、などのかわいい仲間が登場し、 季節を感じながらいろんなできごとがおこるシリーズものです。
やなぎむらでは、時間がゆったりと流れます。
この本は春のおはなしです。

ある日、やなぎむらに引っ越してきたいもむしのモナックさんが、「サラダとまほうのおみせ」をはじめました。
みんなはおいしいサラダを毎日食べにいきますが、ある日突然、おみせがお休みになっていました。何日も何日もモナックさんは出てきません。
みんなは心配になり、とびらをトントンとたたきました。
中に入っていたのは、、、、?

素朴なおはなしもさることながら、どのページをめくっても絵がうつくしく、春をすべてとじこめたようなみどり色のえほんです。
14,15ページが一番だいすきです。とってもきれいですよ。
ほかに、夏・秋・冬のおはなしがそれぞれあり、どれもステキです。

スキスキポイント 「よつばのクローバー」「結婚のプレゼント」「はなのみつのジュース」

   
福音館書店
 
タンゲくん
        えほんをえらぶ時、まずは絵をみる。つぎにおはなし。
この本をすきな理由は、ダイナミックな絵にある。
片山健のえほんに出てくる女の子はいつも、なんかちょっとブサイク。
ねこのタンゲくんも、片目がつぶれた、正直かわいいとは言いがたい大人のねこ。ストーリーもおもしろくて

 あるひ わたしたちが ばんごはんをたべていると、
 いっぴきの みたこともない ねこが のっそり はいってきま
 した 
 あたりまえのように ひざのうえに すわると、おとうさんも 
 おかあさんも なにも いいませんでした。

わたしはここにおもしろさを感じる。
わたしの両親はねこが入ってきたら間違いなくおっぱらっていただろうし、わたしだってそうする。まして、ひざにのるなんて。

世の中には、ねこを自然に受け入れるひとがいるんだということはうすうす知っていたが、
この自然さは一体なんだろう?こんなひとたち、本当にいるんですか。

と、思い出してみたらわたしのダンナさんがこんな感じのひとでした。
自然にねこをつれて帰ってきて、自然にいっしょに暮らしはじめ、気がついたら押入れで2回も出産していた。

主人公の「わたし」はタンゲくんがいつもどこで何をしているのか知らない。
あらゆる想像をして、「タンゲくんはわたしのねこだよね。」と確認するが、タンゲくんは知らんかお。
でもでも、晩になるとちゃんとわたしのところに帰ってくる。

新しいともだちが、じぶんの知らないところでどんな風にしてるのか、じぶんの事をともだちだとちゃんと思ってくれてるのか、色々ドキドキ考えているときとちょっと似てる。
まだちゃんと確認しあってない、恋人を思う気持ちともちょっと似てる。

   
こぐま社
 
わたしのワンピース
        おんなのこが生まれたら、絶対こんなワンピースを着せたいです。

はながもようになる事、みずたまがもようになる事、くさのみがもようになる事、ことりがもようになる事、ちょっとわすれていたけど思い出しました。
ちいさいころ、こんなもようのドレスをいつも絵にかいていたのを。